Saturday, February 05, 2011

20110205:素振り

すずかけゴルフガーデンに置いてあったフリーペーパーの『パーゴルフナビ』2011年2月号に今の自分に語りかけるような記事が載っていた。

以下、『パーゴルフナビ』からの転載。。
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ゴルフの玉手箱
Pandora's Box

【APTLY:名言】

野球でもテニスでも卓球でも、あるいは剣道など、モノを振るスポーツでは素振りは基本中の基本。中学や高校の部活動においては、こうしたスポーツでは1年生は来る日も来る日も素振りばかりで、ろくにボールを打てないものである。

そして、ゴルフでは「素振り」が有効であると説くプロや上級者は多いし、実際に「素振りだけならプロのようだ」なんて、素振りだけなら上手に見えるとよくいわれる。
しかし、世のアベレージゴルファーはほとんど素振りをしないのが現実で、とにかく練習場でボールを打ちまくり、さぼどの成果も上がらずに退散する。

上級者になると日常的に素振りをする人が多く、極端な例としては練習は素振りだけ、練習場でボールを打ったことがないという方もいた。あるいは家の前のアスファルトの坂道で、クラブを振る方向を変えながら4つの傾斜で素振りをして、傾斜からのスイングを、マスターしたというシングルさんもいらっしゃた。

さらに昔から野球のバットの素振りは人気があった。ジャンボ軍団が野球のバットの素振りを取り入れていたのが要因だったかもしれない。今年はドライバーと同等の45インチの素振り用のバットが人気になった。これは遼君が使っているということが要因にもなったのだろう。

そして、昔からよくプロが勧めていたのが竹箒の素振り。海老原清二プロは竹箒の素振りで「ドライバーの飛距離が20ヤード伸び、プロになれた」とおっしゃっていた。

野球のバットも竹箒も、ゴルフクラブよりははるかに重い。サラゼンが指摘するような「重いクラブでの素振り」と同じ練習効果があることは間違いない。

さらに最近ではドライバーの長尺化が進んでいる。手先でクラブを早く振ろうとする人や、インパクトでボールを強く叩こうとするようなゴルファーは長尺ドライバーを上手に扱えない。竹箒を振るようなリズムでインパクトに強弱をつけず、しっかりクラブを振り切るのが長尺ドライバーを使いこなすコツ。

さてこの冬場、重いモノを振ってフォームを固めてみてはいかがだろうか。春になって地道な素振りが大きくモノをいうかもしれませんよ。

「重いクラブで素振りをすると、スイングで最も大切な正
しい体重の移動やフットワーク、腰の回転、リズムなどを自然に会得するとともに、自分の悪い癖まで知らぬ間に矯正、予防する効果がある」
ジーン・サラゼン

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すずかけゴルフガーデンで球を打つのは控え、庭で毎日素振りをすることにしよう。

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