2026年6月19日金曜日

【日経平均7万円】ヨットレースのブローと「日本版M7」 (20260619)

昨日(6/18)の日経平均株価、ついに7万円の大台にのせたらしい。

日経平均7万円、偏る恩恵 時価総額の増加幅「日本版M7」が半分超

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB173JS0X10C26A6000000/





正直なところ、今の株高にあまり実感がわかない。😅

ワシの個別の日本株はそこまで上がってないし、逆に下がっているものもある。

📰 記事の中身を少し整理してみる

・東証プライム市場の時価総額合計は年初から218兆円増加(増加率19%)

・ただし、その増加の半分以上は一部の銘柄に偏っている

・東証プライムの時価総額上位のAI関連7社(キオクシアホールディングス、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、村田製作所、アドバンテスト、日立製作所、信越化学工業)を記事では「日本版マグニフィセント7(M7)」と呼んでいる

・この7社だけで時価総額が年初から110兆円増加。これは東証プライム全体の増加幅のちょうど半分にあたる

・7社を除く残り1500社あまりの時価総額の増加は、たったの10%

ちなみに本家アメリカのM7(エヌビディアなど)は時価総額22兆ドル、S&P500の35%を占めるけど、26年の増加率はわずか1%。今回ばかりは日本版M7の方が伸び率で本家を上回っているというのも面白いところ。

そして利益面でも偏りがすごい。キオクシア1社だけで、東証プライム上場の3月期企業全体の増益幅(7兆円超)の6割を占める見通しらしい。1社でそれだけ稼ぐというのも、ちょっと想像がつかない数字。

一方で、日経平均の構成銘柄のうち3割以上は昨年末より株価が安いとのこと。SHIFTやNECなど「AIの台頭で逆に立場が危うくなるかも」と見られている銘柄、それからイオンなど物価高で苦戦している消費関連銘柄が、値下がり組として名前が挙がっていた。

🤔 記事を読んで思うこと

・このAIフィーバー、いつまで続くんだろう。波はまだまだ続くのか、それとも、これから波に乗ろうとしても、もう間に合わないんじゃないか

・株式投資をしていても、AI関連銘柄を持っている人とそうでない人の間で、すでにけっこうな格差が生まれている

お金が全てじゃない、とは思いつつ、こういう記事を見るとついついお金信仰を優先させる考えになってしまう自分もいる。😓

なんというか、ヨットのレースで、本当に局地的なブローが発生して、そのブローをつかんだ集団(AI関連銘柄)が一気に大きくリードしていく。片やラル(凪)に捕まった集団(SaaS関連、消費関連銘柄)は、スタートしたはずなのに、ぜんぜん前に進んでいない。そんな光景を思い出した。

記事にもあったけど、非AI企業はAI企業ほど積極的に株式で資金調達できないという話もあって、これは単なる株価の話だけじゃなく、企業の成長機会そのものが分かれていくということでもある。ここまで極端に明暗が分かれる状況って、後から振り返ったときに歴史的な転換点だったと言われるんだろうか、なんてことを考えてしまう。

このAIバブル?は、いつまで続くのか。

今から参戦するべきなのか。

参戦するとして、すでに脚光を浴びている銘柄に乗るか、それともまだ誰も気づいていない新たな玉を見つけるか。

いずれにしろ、2026年はいろいろと刺激的な年であることは間違いなさそう。